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2013年9月16日 星期一

日本地理教室 2:山梨県


文章日期:2013-03-31 06:31
二十二、山梨県

山梨県は、中部地方の南東部に位置する内陸県です。中部地方には中央高地と呼ばれる地域がありますが、この範囲に含まれる山梨県、長野県、岐阜県は、すべて内陸県となっています。  山梨縣位於中部地方的東南部是內陸縣。在中部地方稱為中央高地的地區,它的範圍包括了山梨縣、長野縣、岐阜縣,全部是內陸縣。

「山梨県の面積の8割は山が占めている」と言われていますが、それを裏付けるように、県の南には富士山(標高3776m)が、西側には赤石山脈(南アルプス)が、北側には八ヶ岳が、東側には奥秩父山地が、それぞれ山梨県を取り囲むように位置しています。 據說「山梨縣的面積占有山地的八成」,依據證明,在縣的南邊有富士山,西邊有赤石山脈、北邊有八岳山、東邊有奧秩父山地,山梨縣的位置就像被這些山所包圍一般。

山梨県の地形は、西部の甲府盆地を中心とした国中地方と、県東部の郡内地方に分けることができます。甲府盆地は山がちな山梨県にあって、ほとんど唯一の平地が広がっている地域です。県庁所在地の甲府市も、この甲府盆地の中にあります。一方の郡内地方は、山が多く非常に変化に富んだ地形となっています。  山梨縣的地形分為兩個部分,西邊有以甲府盆地為中心的國中地方,以及縣東部的郡內地方。甲府盆地是多山地形,成為山梨縣幾乎唯一較為平坦的地區。縣廳所在地的甲府市,也在甲府盆地當中。另一邊的郡內地方,形成多山又非常富於變化的地形。

内陸に位置する山梨県の気候は、典型的な内陸性の特徴を示しています。つまり、日中と夜間、あるいは季節による寒暖の差が大きいと言うことです。特に盆ちでは、夏の暑さと冬の寒さがともに厳しく、また降雨量も少なめです。秋の収穫期には、高温と晴天の日が続く傾向があります。こうした気候は、果物の栽培に適していることから、ブドウや桃、スモモ、サクランボなど、多くの果物が栽培されるようになりました。山梨県が「果樹王国」と呼ばれているゆえんがここにあります。特に、甲府盆地の勝沼氏を中心とした地域ではブドウの栽培が盛んで、日本一の生産量を誇っています。また、このブドウを原料としたワイン醸造も行われています。  位於內陸的山梨縣的氣候,呈現出典型的內陸性特徵。換句話說,白天和夜晚,根據季節的不同,據說溫差相當大。尤其是盆地地形,夏天的熱和冬天的冷同樣嚴酷,還有降雨量也少一些。在秋天的收穫期,傾向於持續的高溫和晴天。像這樣的氣候,由於適合栽培水果,因此葡萄和桃子、李子、櫻桃等,栽種了許多的水果。這就是山梨縣被稱為「果樹王國」的緣由。尤其是,在甲府盆地以勝沼氏為中心的地區盛產葡萄,以日本第一的生產量為傲。還有,它的葡萄也是釀造葡萄酒的原料。

山梨県と言うと、どうしても果物産地というイメージが強いのですが、実は工業が盛んな県の一つでもあります。甲府市の南部には工業団地が作られ、京浜工業地帯から多くの工場が移転して来ました。これは「首都・東京から、それほど遠くない」という地理的な条件が有利に働いた結果です。  提到山梨縣,無論如何都有所謂水果產地很強的印象,但是實際上也是工業興盛的縣份之一。在甲府市的南部建設了工業區,很多工廠從京濱工業地帶移轉而來。這是所謂「離首都東京不遠」,發揮了有利的地理條件的結果。

山梨県は絹織物の生産が盛んな地域でしたが、今では僅かな量が生産されているに過ぎません。絹織物が衰退してしまったため、生産品の転換を余儀なくされました。その結果、発達したのが機械工業です。特に郡内地方では、精密機械の生産が盛んに行われています。  山梨縣曾是盛產絹織物的地區,但現在只不過僅有非常少量的生產。由於絹織物的生產衰退,不得已只好轉換生產品。這個結果,造成了機械工業的發達。尤其是郡內地方,精密機械的生產相當盛行。

山梨県はまた、ミレラル・ウォーターの生産量が日本で一番多い県でもあります。山がちな地形、開発が進んでいない地域が多く残されていることが幸いし、豊富な水資源の採取が可能だからです。しかし、これだけの理由で日本一になったわけではありません。実はここでも、「首都・東京から、それほど遠くない」という地理的条件が有利に働いているのです。飲み物の輸送は、ミレラル・ウォーターに限らず、重量がかさむ分、コストが高くなるきらいがあります。しかし大量消費地に近ければ、そのコストを低く抑えることができます。「ミレラル・ウォーターの生産量日本一」には、それなりの理由があります。  山梨縣還有礦泉水,在日本也是產量最多的縣份。由於多山的地形,留下相當多無法開發的地區所導致,因此有豐富水資源開採的可能性。但是,這並不是成為日本第一的原因。實際上這裡也是,發揮了所謂的「離首都東京不遠」有利的地理條件的因素。飲料的輸送,不只是礦泉水,重量的提升,價錢動不動就會提高。但是如果離大量消費地很近的話,就可以抑制住較低的價錢。那是成為「礦泉水產量日本第一」的理由。

他にも「首都・東京から、それほど遠くない」という地理的条件が有利に働いている産業があります。それが観光業です。もともと山梨県には、日本最高峰の富士山をはじめ、すばらしい景観が楽しめる場所がいくつもあります。富士山の周辺には「富士五湖」と呼ばれる五つの湖があります。この富士五湖からは富士山の眺望が楽しめることから、数多くの観光施設が作られています。また、甲府盆地では多くのブドウが作られていますが、これらのブドウは観光資源としての役割も果たしてます。多くの観光農園が作られ、都会から来た観光客を相手に果物の直接販売を行うようになったからです。この他、高原地帯は避暑地として人気があり、渓谷は秋の紅葉シーズンともなれば、休日でもないのに渋滞が起きるほど、多くの人が集まります。また、県内には数多くの温泉地が点在し、一年を通じて賑わっています。  其他有發揮了所謂「離首都東京不遠」的有利的地理條件的產業,那就是觀光業。原本在山梨縣,以作為日本最高峰的富士山為首,也有好些能夠欣賞美麗風景的場所。在富士山的週邊地區,有所謂的「富士五湖」。因為從富士五湖眺望欣賞富士山的美景,因此建造了許多觀光設施。還有,甲府盆地種植了許多葡萄,那些葡萄也發揮了作為觀光資源的功能。建立了許多的觀光農園,以從都市來的觀光客,為直接販賣水果的對象。其他,以高原地帶作為避暑地也受到人們喜愛。在溪谷,只要到了秋天的紅葉季節,明明不是休假日,卻也交通擁擠,有相當多的人潮聚集。還有,分布在縣內為數很多的溫泉地,一整年都熱鬧非凡。

山梨県は、地理上の区分では中部地方に属していますが、「首都・東京から、それほど遠くない」とあって、他の中部地方の県より、むしろ東京都の結びつきが強い県です。特に県の東部は、交通機関の整備などによって、東京への通勤が可能となり、「東京のベッドタウン」としての役割も果たしつつあります。このような現実をふまえ、最近では山梨県を首都圏に含めることが多くなっています。  山梨縣,在地理上的區分是屬於中部地方,與其說是因為「離首都東京不遠」這樣的狀況,但和其他中部地的縣相較,勿寧說是和東京的連結相當強的縣份。尤其是在縣的東邊,由於交通機構的設備等,成為來往於東京通勤的可能,漸漸地以作為「東京的衛星城市」發揮了功能。在這個事實的前題下,最近的山梨縣有愈來愈多地區,納入首都圈的現象。

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