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2013年9月16日 星期一

日本地理教室 4:大分県


文章日期:2013-05-26 10:30
四十七、大分県

大分県は九州の北東部に位置しています。県北東部には、英彦山地が連なっていて、ここが福岡県との県境になっています。また、県西部に位置するくじゅう連山が熊本県との県境になっています。県南部には祖母山(標高1756m)や傾山(標高1605m)などの山々がそびえています。これらの山々は、一般に祖母・傾連山と呼ばれていますが、この祖母・傾連山が宮崎県との県境になっています。  大分縣位於九州的東北部。縣的東北部有英彥山地連綿,這裡是和福岡縣的縣境。還有,位於縣西部的九重連山是和熊本縣的縣境。縣南部的祖母和傾山等聳立在那裡。這些山,一般稱為祖母.傾連山,這個祖母.傾連山是和宮崎縣的縣境。

大分県の北部は、瀬戸内海の周防灘に面し、その海岸線に広がる平地は、中津平野と呼ばれています。また、県の北東部には、周防灘に突き出す形の円形をした半島があります。これが国東半島です。  在大分縣的北部,有面瀨戶內海的周防灘,在它的海岸線有廣大的平地,稱為中津平原。還有,在縣的東北部,在周防灘有突出的圓形半島。那是國東半島。

大分県の東部は、豊予海峡を挟んで、四国・愛媛県の佐田岬と対しています。その大分県側が佐賀関は半島で、佐田岬とのは、わずか14kmしかありません。この佐賀関半島を境にして、北側の海域は瀬戸内海の伊予灘、南側の海域は豊後水道と呼ばれています。大分県の豊後水道に面した地域には、リアス式海岸が続いているため、非常に複雑な地形が形成されています。また、佐賀関半島と国東半島に挟まれた海域は、別府湾と呼ばれています。  在大分縣的東邊,隔著豐予海峽,和四國.愛媛縣的佐田岬遙遙相對。它的大分縣側是佐賀關半島,佐田岬它的距離,僅有 14 公里。以這個佐賀關半島為分界,北邊的海域是瀨戶內海的伊予灘,南邊的海域是豐後水道。在大分縣面臨豐後水道的地區,因為有持續性的利阿斯式海岸,形成非常複雜的地形。還有,佐賀關半島和國東半島隔著的海域,稱為別府灣。

くじゅう連山を源流とする大分川は、大分県中部を東流し、やがて別府湾に注ぎます。また、祖母・傾連山を源流とする大野川は、大分県内を北流して、やはり別府湾に流れ込んでいます。これらの川の下流に広がる平地が大分平野で、大分県の県庁所在地である大分市は、この大分平野に位置しています。この大分平野と北部の中津平野以外には、大分県に平野らしい平野がないことから、全体として山がちな地形が形成されていると言っても差し支えないでしょう。  源流自九重連山的大分川,在大分縣中部往東流,旋即注入別府灣。還有,源流自祖母.連山的大野川,往北流經大分縣內,同樣地流入別府灣。在這些河川的下游廣大的平地,就是大分平原,大分縣的縣廳所在地──大分市,位於這個大分平原上。除了這個大分平原和北邊的中津平原以外,因為在大分縣沒有像平原般的平原,整體來看是形成多山的地形,即使這麼說的話,也沒有什麼關係吧。

大分県の気候は概ね温暖だと言えるのですが、しかし詳細に見ていくと、地域によってかなり違いが見られることが分かります。  說到大分縣的氣候,大概是溫暖的,但是詳細地來看時,根據地區來來看,可以知道差異性非常大。

大分平野を中心とする地域は、典型的な瀬戸内海式気候の特徴を示します。そのため年間を通じて温暖で、そのうえ雨が少ない地域です。県北部の中津平野を中心とした地域も、区分上は瀬戸内海式気候に属する地域です。しかし、夏の間の降雨量は少ないものの、冬には曇天の日が多くなり、雨、ときには雪が降ることも珍しくないのです。このように、冬季においてはむしろ日本海側気候の特徴を示すことから、この地域の気候は「準日本海側気候」と呼ばれることがあります。  以大分平原為中心的地區,顯現出典型的瀨戶內海式氣候的特徵。因此整年是溫暖的,同時也是雨水很少的地區。以縣北部的中津平原為中心的地區,在區分上屬於瀨戶內海式氣候的地區,但是,雖然夏天的降雨量很少,冬天的陰天卻很多,下雨、有時還降雪並不稀奇。承如這般,在冬季期間,倒不如說是顯現出日本海側氣候的特徵,因此這個地域的氣候,被稱為「準日本海側氣候」。

県南東部の豊後水道に面した一帯は、県内で最も温暖な地域です。降雨量も比較的多いことから、太平洋側気候の影響を受けていることが分かります。この地域の年平均気温は、他の地域と比べて1~2℃ほど高くなっています。これは、夏の間に高温の日が続くからというより、冬に気温が低い日が少ないからだと言えます。熱帯の植物が自生している地域があることや、降雪がほとんどないことからもむしろ冬季において温暖であることが理解できるでしょう。  在縣東南部面臨豐後水道的一帶,在縣內是最溫暖的地區。因為降雨量也比較多,可以得知是受到太平洋側氣候的影響。在這個地區的年平均氣溫,和其他地區相較,高出了 1~2 度。在這裡,與其說是因為夏天持續性高溫的日子,倒不如也可以說是,因為在冬天氣溫徧低的日子很少的緣故。有熱帶野生植物的地區,但因為幾乎沒有降雪,勿寧說是在冬天是溫暖的,應該可以這樣理解吧。

くじゅう連山の北側には、標高800~1200m程度の高原が広がっています。これが飯田高原です。飯田高原とその周辺は、山地に囲まれていることから、夏季でも気温が低い傾向があります。  在九重連山的北邊,分布了標高 800~1200 公尺高的高原,這裡是飯田高原。在飯田高原的周邊,因為被山地所包圍,即使在夏天也有氣溫徧低的傾向。

大分県北部の日田盆地は、福岡県境に近い、周囲を1000m程度の山々に囲まれた地域にあります。この日田盆地は、大分県内で最も寒暖の差が大きい地域として知られています。夏季は晴天の日が続くだけでなく、最高気温が人の体温を上回ることも少なくない一方、秋から冬にかけては、毎日のように濃い霧が発生します。  在大分縣北邊的日田盆地,就是在靠近福岡縣縣境,在群山周圍 1000 公尺,被包圍起來的地區。這個日田盆地,以大分縣內寒暖差異最大而聞名。在夏季不僅有持續性的晴天的日子,最高氣溫超出人體溫度也不少。另一方面,從秋天到冬天期間,像這樣的天氣,每天都有濃霧產生。

大分県では、この多様な気候を利用して、各地域で特徴のある農業が行われています。全国的には、シイタケの栽培が盛んなことが知られていますが、ほかにも、平野部ではダイコンやゴボウなどが生産されています。また、県の南東部では、その温暖な気候を利用した柑橘類の栽培が盛んです。特に有名なのがカボスで、日本で生産されているカボスの99.1%は大分県産です。  在大分縣,利用這種多樣化的氣候,在各個地區施行擁有特徵的農業。在全國來看,以栽培香菇的盛產而聞名,除此之外,在平原部分也有生產蘿蔔和牛蒡。還有,在縣的東南部,利用它溫暖的氣候,柑橘類的栽培也很興盛。尢其是カボス (臭橙) ,在日本生產的臭橙有百分之 99.1 是大分縣產的。

飯田高原は、夏季の気温が低いことから、かつては農業の空白地帯でした。しかし現在では、その気候を逆手にとって、高原野菜の生産や酪農が行われるようになっています。  飯田高原因為夏季的氣溫徧低,在過往是農業的空白地帶。但是現在,順著它的氣候逆向操作,轉變為生產高原蔬菜和酪農。

佐賀関半島周辺の豊後水道です、近海魚の漁が盛んです。特に、この海域で獲られたアジやサバは、「関アジ」「関サバ」という名前で呼ばれ、全国的に知られた「ブランド」になっています。また、別府湾北部の日出町で水揚げされる「城下ガレイ」も、大分県を代表する「ブランド」魚として有名です。  在佐賀關半島周邊的豐後水道,盛產捕撈近海魚類。尤其是,在這個海域捕撈的竹筴魚和青花魚,被稱為「關竹莢魚」「關青花魚」,成為全國知名的「品牌」。還有,在別府灣北邊的日出町的水產,也叫做「城下鯡魚」,以代表大分縣的「品牌」魚而聞名。

大分県には「別府」と「由布院」という、非常に有名な二つの温泉地があります。特に別府温泉は、湯量が世界一と言われている大温泉郷で、静岡県の熱海温泉と並ぶ、国際的な温泉観光都市として知られています。  在大分縣有「別府」和「由布院」,兩個非常有名的溫泉地。尤其是別府溫泉,據說是溫泉量世界第一的大溫泉鄉,和靜岡縣的熱海溫泉同時並列,以作為國際性的溫泉觀光都市而聞名。

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