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2013年9月16日 星期一

日本地理教室 4:宮崎県


文章日期:2013-05-27 10:21
四十八、宮崎県

宮崎県は九州の南東部に位置し、太平洋に面しています。  宮崎縣位於九州的東南部,面臨太平洋。

九州の中央部には九州山地があって、北東から南西にかけて連なっています。宮崎県では、県の北部から西部にかけての地域に当たります。このうち県北部に連なる山々を、特に祖母・傾連山と呼んでいて、これが大分県との県境になっています。また、熊本県との県境に当たる、県西部の山々は国見山地と呼ばれています。国見山地は、九州山地の中央部に当たります。  九州的中央部分有九州山地,從東北到西南一帶連綿。在宮崎縣,相當於從縣北部到西部這一帶地區。當中在縣北部連綿的群山,尤其是被稱為祖母.傾連山,這裡是和大分縣的縣境。還有,相當於熊本縣的縣境,縣西部的群山被稱為國見山地。國見山地相當於九州山地的中央部分。

宮崎県と鹿児島県との県境になっているのが、霧島火山群と鰐塚山地です。「霧島」という名前で呼ばれているものの、そういう名前の山は存在しません。韓国岳や高千穂の峰などの山々が形成している山地の総称として、「霧島」という名前が使われているに過ぎないのです。また、これらの山々は火山活動の結果できたものなので、「火山群」と呼ばれています。  形成宮崎縣和鹿兒島縣它的縣境,是霧島火山群和鰐塚山地。雖然被稱為「霧島」,但這個名字的山不存在。是以韓國岳和高千穗等高峰,所形成的山脈的總稱,只不過是使用「霧島」這個名稱而已。還有,這些山脈應該是由於火山爆發的結果,被稱做「火山群」。

一方の鰐塚山地は、九州南東部の太平洋沿岸に、直径約40kmの円形の範囲に分布する山々のことを言います。  另一方面的鰐塚山地,可以說是在九州東南部的太平洋沿岸,直徑大約 40 公里的圓形的範圍,所分布的群山部分。

宮崎県東部は太平洋に面していて、400kmに及ぶ長い海岸線を持っています。地図を見ると、単調な海岸線が続いているようにも見えます。しかし実際には、大分県の南部から宮崎県の北部にかけて続く日豊海岸は、複雑な地形として知られているリアス式海岸です。また、宮崎県南部から鹿児島県にかけて続く日南海岸は、太平洋の荒波にさらされているため、そのほとんどは断崖となっています。宮崎県が面している海域は、特に日向灘と呼ばれています。  在宮崎縣東面臨太平洋,擁有及於 400 公里長的海岸線。從地圖上來看時,可以見到好像持續性單調的海岸線。但是實際上,從大分縣的南部到宮崎縣的北部一帶,連綿的日豐海岸,以複雜的地形而聞名,是利阿斯式海岸。還有,從宮崎縣南部到鹿兒島縣一帶,連綿的日南海岸,因為受到太平洋海濤的沖刷,幾乎形成了斷崖。面臨宮崎縣的海域,特別被稱做日向灘。

国見山地を源流とする一ツ瀬川は、いったん南流した後、東流して、日向灘に注ぎます。また、鹿児島県との県境付近を源流とする大淀川も、県内を東流した後、やはり日向灘に流れ込んでいます。これらの川の下流に形成された平地が宮崎平野で、県庁所在地である宮崎市も、この宮崎平野に位置しています。人口約37万人の宮崎市は、宮崎県の政治の中心であると同時に、経済、文化、観光の中心地でもあります。  源流自國見山地的一瀨川,一旦南流後,即刻東流注入日向灘。還有,源流自鹿兒島縣它的縣境附近的大淀川,在東流經縣內之後, 同樣地也流入日向灘。在這些河川的下游形成的平地,就是宮崎平原,縣廳所在地宮崎市,也位於這個宮崎平原上。人口大約 37 萬人的宮崎市,是宮崎縣政治的中心,同時也是經濟、文化、觀光的中心地。

その宮崎市の年平均気温は17.3℃、月別の平均気温は最高が8月の27.4℃、最低が1月の7.4℃、年降水量は2457mmです。この数字を見ただけで、一年を通じて温暖で、雨も多い地域であることが分かると思います。冬季でもほとんど雪が降らないことから、太平洋側気候の中でも、特に「南洋型」と呼ばれる地域に属していると考えられています。一年間に4~5個の台風が上陸または接近するため、洪水や土砂崩れなどの被害が出ることも少なくありませんが、逆に冬季は晴天の日が続く傾向があります。  宮崎市的年平均氣溫是 17.3 度,月平均最高溫是 8 月的 27.4 度,最低溫是 1 月的 7.4 度,年降雨量是 2457 毫米。僅只見到這個數字,就可以想像到,整年是溫暖、多雨的地區。由於即使在冬季也幾乎不降雪,即使在太平洋側氣候當中,一般認為尤其是屬於被稱做「南洋型」的地區。由於整年當中有 4~5 個颱風登陸,或者 是接近,大水和土石流等的災害也不少,相反地在冬季,有持續性晴天的這種傾向。

しかしこれは、平野部に位置する宮崎市のお話です。九州山地の山々では、冬季に積雪が見られることも珍しくないのです。「日本最南端のスキー場が、宮崎県に位置している」と聞けば、相当量の雪が降ることを理解していただけるのではないでしょうか。  但這裡是說到,位於平原地區的宮崎市。在九州山地的群山地區,冬季時見到積雪並不稀奇。如果聽到「日本最南端的滑雪場,位於宮崎縣」這樣的話,就可以理解到,這裡應該有相當大量的降雪了吧。

宮崎県は山がちの地形のため、山地が占める割合が高く、人口密度も北海道、岩手、秋田、島根、高知、山形の各県に次いで低い数字になっています。宮崎市などの都市部では、人口の増加傾向が見られますが、山間部では人口の減少が著しく、過疎化が深刻な問題になっています。  由於宮崎縣是多山的地形,山地占據的比例很高,人口的密度僅次於,北海道、岩手、秋田、島根、高知、山形等各縣,形成很低的數字。在宮崎市等的都市部分,可以見到人口增加的傾向,但在山區的人口則有顯著的減少,過疏化是一個嚴重的問題。

宮崎県では、その温暖な気候を利用して、早場米や野菜、果物、葉たばこ、甘藷などの生産が盛んです。また、牛や豚、鶏などの畜産業は、全国有数の生産量を誇っています。   在宮崎縣,利用它的溫暖的氣候,盛產早場米和蔬菜、水果、煙葉、薯類等。還有,牛和豬、雞等的畜產業,生產量為數一數二之數,誇示於全國。

宮崎県の漁業と言えば、以前は遠洋漁業が中心でしたが、最近では、うなぎの養殖で、全国的に知られる存在になりつつあります。  提到宮崎縣的漁業,從前是以遠洋漁業為中心,在最近,以養殖鰻魚,漸漸地形成全國知名的存在。

宮崎県の「県の木」にも指定されているオビスギ(飫肥杉)には、木造建築の天敵であるシロアリを防ぐ性質があります。宮崎県は、そのオビスギの生産高で日本一を誇っています。  被指定為宮崎縣「縣木」的飫肥杉,有防範木造建築天敵白蟻的性質。在宮崎縣,飫肥杉的生產量之高,誇示於日本全國第一。

宮崎県には、農業や漁業など、第一次産業が盛んなイメージがあります。しあし近年になって、宮崎市周辺が「テクノポリス」に指定され、先端技術産業も進出が進んでいます。  宮崎縣,有農業和漁業等第一次產業興盛的印象。但在近年來,在宮崎市的周邊被指定為「科技城」,先端技術產業也正在進駐中。

1960年代までの宮崎県は、新婚旅行のメッカとして、日本全国に知られた存在でした。「南国」のイメージが、広く国民に受け入れられていたからです。しかし、海外旅行が身近な存在になるにつれて、ゲアムやハワイなどが新婚旅行先として選ばれるようになりました。宮崎県が持っていた「南国」のイメージも、1972年に沖縄が日本に返還されて以降は、沖縄県に奪われてしまいました。バブル経済の時期には、「シーガイヤ」という大型のリゾート施設が作られ、地域の振興に貢献すると期待されました。しかし、厳しい経営状態が続いていて、期待されたほどの経済効果は得られていないようです。  直到 1960 年的宮崎縣,以作為新婚旅行的勝地,有聞名於日本全國的存在。因為「南國」的印象,被眾多的國民所接受。但是,隨著海外旅行變得親近後,漸漸轉變以關島和夏威夷等地,作為新婚旅行的優先選擇。宮崎縣也擁有「南國」的印象,在 1972 年沖繩歸還給日本以後,就被沖繩縣取代了。在泡沬經濟時期,建設了所謂的「シーガイヤ」等大型的休閒設施,期待能夠對地方的振興作出貢獻。但是,一直以來的經營狀況都是艱困的,沒有得到期待的經濟效益。

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