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2013年9月16日 星期一

日本地理教室 4:佐賀県


文章日期:2013-05-22 19:16
四十四、佐賀県

佐賀県は九州の北西部に位置しています。県の北東部には脊振山地が連なっていて、これが福岡県との県境になっています。また、南東部には筑紫平野が広がっています。そして、佐賀県と福岡県との県境を跨ぐように、筑後川が流れています。この筑後川より西側は、特に佐賀平野と呼ばれることもあります。佐賀県の県庁所在地である佐賀市は、この佐賀平野に位置しています。また、佐賀県西部は長崎県と隣接していて、その県境には溶岩の台地や、石灰岩の丘陵地が広がっています。  佐賀縣位於九州的西北部。縣的東北號部有脊振山地連綿,這裡是和福岡縣的縣境。還有,在東南部有筑紫平原分布。因此,有筑後川流經,好像跨越了佐賀縣和福岡縣的縣境。在筑後川以西,也有特別被稱做佐賀平原。佐賀縣的縣廳所在地的佐賀市,位於佐賀平原上。還有,在佐賀縣西邊和長崎縣鄰接,在它的縣境有溶岩的高地和石灰岩的丘陵地分布。

佐賀県の北側は日本海に面しています。また、南側には水深が浅い海が広がっています。これが有明海です。有明海は、佐賀県はもとより、福岡県や長崎県、熊本県にも面していて、これら四つの県に囲まれています。有明海は、時間によって「干潟」と呼ばれる湿地が形成されることで知られています。  佐賀縣北邊面臨日本海。還有,在南邊有水深較淺的海分布。這裡就是有明海。佐賀縣就不用說了,福岡縣和長崎縣、熊本縣也面臨,這裡被四個縣所包圍。在有明海,隨著時間形成了叫做「干瀉」的濕地,因此而聞名。

佐賀県は太平洋側気候に属していますが、地形的な要因によってさらに三つに分けることができます。  佐賀縣屬於太平洋側氣候。由於地形的主要原因,進而可以分為三個部分。

県庁所在地・佐賀市を中心とする平野部は、夏の降水量が多く、冬は少ない傾向があります。また、比較的温暖ではあるものの、一日の気温差が大きく、平野部と言うより、盆地に近い気候となっています。  以縣廳所在地的佐賀市為中心的平原部分,有夏天雨量多、冬天少的傾向。還有,雖然是比較溫暖的氣候,但在一天之中溫差很大,與其說是平原部,不如說是和盆地相近的氣候。

一方、県北部の日本海沿岸地域は、雪が降ることは少ないものの、冬の間は曇りの日が多く、日本海側気候の影響を受けていると考えられています。  另一方面,在縣北部的日本海沿岸地區,雖然降雪量很少,冬季期間陰天的日子較多,一般認為是受到日本海側氣候的影響。

また、長崎県との県境付近に広がる山間部では、年間降雨量が比較的多く、特に夏季が多いという特徴があります。一年間を通じての気温差が大きく、冬季は特に低温になる傾向があります。雪が降ることが少ない佐賀県において、この地域だけは例外的に雪の日が多くなっています。  還有,在長崎縣它的縣境附近的山區部分,年間的降雨量比較多,尤其是多在夏季,有這樣的特徵。整年間的溫差很大,在冬季時尤其有低溫的傾向。在降雪量較少的佐賀縣,僅有這個地域是例外的,降雪的日子較多。

県庁所在地・佐賀市が位置する佐賀平野は、米の生産が盛んな地域として、昔から全国的に知られた存在でした。佐賀平野には、多くの「クリーク」と呼ばれる農業用の水路が作られています。このクリークこそ、佐賀平野最大の特徴にほかなりません。クリークによって、佐賀平野の隅々にまで農業用水が行き渡り、米の大量生産を可能にしたのです。佐賀県では、現在も米の生産が盛んなものの、農業の機械化に伴って、クリークは減少しつつあります。  縣廳所在地的佐賀市,依於佐賀平原,是盛產米的地區,自古以來聞名於全國。在佐賀平原,建造了許多的「クリーク (creek) 」(小河),是作為農業用的水道。這個小運河,無非是佐賀平原最大的特徵。由於小運河,在佐賀平原的各個角落,遍布農業用水,形成米的大量生產的可能性。在佐賀縣,雖然現在米的生產也很興盛,但是因為隨著農業機械化之後,小運河漸漸地減少了。

佐賀県では、比較的温暖な気候を利用して、米と穀物との二毛作が行われていることでも知られています。二毛作というのは、一年間に二種類の作物を作ることを言います。佐賀県の場合は、春から秋にかけての期間は米が栽培され、冬は大麦や小麦が生産されています。大豆やレンコン、タマネギの生産も盛んな他、イチゴをはじめとする果物の栽培も行われています。特にみかんは、「佐賀みかん」という一種のブランド商品になっているほど有名です。  在佐賀縣利用了比較溫暖的氣候,施行米和穀物的二毛作,因此而聞名。所謂的二毛作,就是一年之間栽種二種類的作物。在佐賀縣,從春天到秋天的期間,栽種米,冬天除了生產大麥和小麥。黃豆和蓮藕、洋蔥也很盛產之外,其他以草莓為主也有水果的栽培。尤其是橘子,以「佐賀柑」成為一種品牌化的商品而聞名。

佐賀県の漁業は、漁獲量はそれほど多くありませんが、有明海の干潟を利用して、ノリの養殖が行われています。  佐賀縣的漁業,漁獲量並不多,但在有明海利用干潟,養殖了海苔。

佐賀県の産業として忘れてはならないのが、陶磁器の生産です。県西部に位置する唐津市や有田町などでは、古くから多くの陶磁器が生産されてきました。それらの陶磁器は、生産地の名前を取って、それぞれ「唐津焼」、「有田焼」と呼ばれています。また、ヨーロッパをはじめとする海外にも、多くの陶磁器が輸出されました。そのとき使われたのが伊万里港だったことから、「伊万里焼」という名前で呼ばれることもあります。これらの陶磁器は、日本文化を代表する美術品の一つとして、日本国内はもちろんのこと、海外でも高い評価を得ています。  作為佐賀縣的產業,絕對不能忘記的是,陶磁器的生產。位於縣西邊的唐津市和有田町等,自古生產了很多的陶磁器。這些陶磁器,依據生產地命名。分別稱為「唐津燒」、「有田燒」。還有,在海外以歐洲為首,輸出了許多陶磁器。在當時因為使用伊萬里港輸出的原因,因此也稱為「伊萬里燒」。這些陶磁品,是代表日本文化的美術品之一,在日本國內就不用說了,在海外也得到很高的評價。

唐津市では、毎年秋になると「唐津くんち」と呼ばれるお祭りも行われます。このお祭りでは、獅子や龍、鯛、歴史上の人物などを模した「曳山」と呼ばれる山車が、笛や太鼓の音に合わせて、町中を練り歩きます。唐津くんちは、約50万人の観光客が集まる、佐賀県を代表する観光イベントで、福岡市の「博多おくんち」、長崎市の「長崎くんち」とともに、「日本三大くんち」として知られています。  在唐津市,每年一到冬天也舉行了叫做「唐津祭」的祭典。這個祭典,有模仿獅子、龍、鯛魚、歷史人物等,叫做「曳山」的花車,配合著笛子和太鼓的聲音,在街鎮中遊行。唐津祭,吸引了大約 50 萬的觀光客聚集,是代表佐賀縣的觀光活動。和福岡市的「博多祭」、長崎市的「長崎祭」共同,作為「日本的三大祭」而聞名。

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