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2013年9月16日 星期一

日本地理教室 4:香川県


文章日期:2013-05-03 09:56
四十、香川県

香川県は四国の北東部に位置していますかつては47都道府県の中で2番目に小さかったにもかかわらず、1988年に大阪府に抜かれ、最下位になってしまいました。これは、多くの埋立地が作れた結果、大阪府の面積が増えたからです。  香川縣位於四國的東北部,雖然曾經是 47 個都道府縣當中倒數第二的縣份,但在 1988 年被大阪府超越了,成為面積最小的縣。這是由於製作了許多的海埔新生地所致,大阪府的面積增加了。

県南部には標高500~1000mの讃岐山脈が東西に連なっていて、これが徳島県と愛媛県との県境になっています。一方の県は北部は瀬戸内海に面しています。その瀬戸内海と讃岐山脈との間に広がっているのが、讃岐平野です。この讃岐平野には500m程度の低い山が点在していて、これらの山によってさらに四つの平野に分けられます。その一つが高松平野で、県庁所在地の高松市も、その高松平野に位置しています。香川県は、対岸の岡山県と瀬戸大橋を介して繋がっているため、地域的な結びつきも強くなりました。また、瀬戸内海にある小豆島をはじめとする110余りの島々も、香川県に属しています。  在縣南部有標高 500 ~ 1000 公尺的讚岐山脈橫貫東西,這裡是與德島縣和愛媛縣的縣境。另一方面在縣的北部面臨瀨戶內海。在瀨戶內海和讚岐山脈之間廣大的平原,是讚岐平野。在讚岐平原分布了 500 公尺左右較低的山地,由於這些山地,進一步把平原分成了四個部分。當中之一的高松平野,縣廳所在地的高松市,也位於高松平原。由於香川縣有瀨戶大橋居中,連接了對岸的岡山縣,因此地域上的連結更為強烈。還有,在瀨戶內海以小豆島為首的 110 個諸島,也隸屬於香川縣。

香川県は瀬戸内海式気候に属しています。この気候に属する地域は、年間を通じて温暖で少雨という特徴を持っていますが、香川県も例外ではありません。高松市を例に取ると、一年間の降水量は1124mmに過ぎず、日本で最も雨が少ない地域の一つとなっている一方、日照時間は2000時間を越えています。  香川縣屬於瀨戶內海式氣候,屬於這個氣候的區域,一整年擁有溫暖少雨的特徵,香川縣也不例外。以高松市為例來說,一年之間的降雨量不超過 1124 毫米,在日本是最少雨量的地區之一,另一方面,日照時間超過 2000 小時。

香川県には、こうした気候上の特徴に加えて、高い山や水量の豊富な河川がほとんどないという、地形上の特徴があります。そのため香川県は、昔から水不足に悩まされてきました。この水不足を解消する手段として利用されてきたのが溜池です。  在香川縣,因為這些氣候上的特徵之外,再加上幾乎沒有高山和水量豐富的河川,有此地形上的特徵。因此,香川縣從過往就為水源不足所困擾。為了消解水源不足的現象,利用了蓄水池這個方法。

農業が休みになる冬場や台風の時期などに、川の水を引き込んで人工的に池を作っておきます。これが溜池です。雨が少ない時期は、このため池の水を利用することによって不足しがちな水を補うのです。瀬戸内海式気候に属する地域には、数多くの溜池が作られていますが、香川県内には特に多くの溜池が存在し、その数は14000を数えます。香川県の満濃池は、日本最大の溜池として知られています。  在冬季農業休耕的時期和颱風時期等,引進河川的水事先製成人工的水池,這就是蓄水池。在雨水少的時期,因為利用了這個池水,補充了缺水的現象。屬於瀨戶內海式氣候的地區,製作了為數眾多的蓄水池,尤其是在香川縣內有眾多的蓄水池,它的數量是 14000 個。以香川縣的滿濃池,是日本最大的蓄水池為聞名。

こうした溜池のおかげもあって、香川県では昔から米をはじめとする、多くの農作物が作られてきました。100年ほど前からは、瀬戸内海式気候の特徴を逆手にとって、オリーブの栽培も始められました。オリーブの原産地は地中海の沿岸ですが、この地域は瀬戸内海式気候とよく似た特徴を持っていることから、香川県でもオリーブの栽培が行われるようになったのです。オリーブが、香川県の木や花に指定れているのは、このためです。  拜這些蓄水池所賜,香川縣從過往以稻米為首,栽培了眾多的農作物。從大約 100 年前開始,由於瀨戶內海式氣候的特徵,順勢也開始栽培olive。olive 的原產地在地中海沿岸,由於這個地域和瀨戶內海式氣候擁有相似的特徵,因此在香川縣也施行栽培olive。olive,被指定為香川縣的縣木和縣花,就是這個原因。

ちなみにオリーブは、日本では「橄欖」と呼ばれることもあるのですが、実は橄欖とオリーブは別の植物なのです。どうやら翻訳する際に勘違いしてしまったらしいのですが、本来の橄欖も、やはりカンランと呼ばれているので、ややこしいです。  順便一提,olive 在日本也被稱為「橄欖」。實際上橄欖和 olive 是不相同的植物。大概是翻譯時的錯誤吧,原本的橄欖,仍然被叫做カンラン (kanran) ,真的有點複雜呢。

香川県の瀬戸内海に面した地域は、昔から瀬戸内海の景観が楽しめる景勝地として知られていました。瀬戸大橋が完成してからは、大型の観光施設も作られ、新たな観光客の獲得に一役買っています。四国八十八箇所の霊場巡りのルートは香川県も通っているため、その途中で県内を訪れる人も多いです。また、瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、壺井栄が書いた「二十四の瞳」という小説の舞台として有名になりました。  香川縣面臨瀨戶內海的地區,從前就是欣賞景觀聞名的風景勝地。由於瀨戶大橋完工之後,建設了大型的觀光設施,受到新一批觀光客歡迎。由於巡禮四國八十八個寺院的巡禮團也路經香川縣,在中途造訪縣內的人口也很多。還有,浮出於瀨戶內海的小豆島,以作為壺井榮的著作,是小說「二十四之瞳」的背景而聞名。

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