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2013年9月16日 星期一

日本電子繪本:子犬の散歩 (小狗散步)


文章日期:2012-05-23 19:12
娘は毎朝、子犬を連れて散歩に出かける。子犬はコーギー、耳がやたらに大きくて、足が短い犬(けん)種(しゅ)だった。イギリスでは、妖(よう)精(せい)たちが馬にしたという言い伝え気に入って、娘はコーギーを飼うことにしたのだ。  女孩每天帶著小狗出去散步。小狗 コーギー (吉娃娃) ,是那種耳朵過度地大,腳很短的犬種。因為喜愛在英國有妖精們變成馬的傳說,女孩決定飼養小狗 コーギー  (吉娃娃) 。  (気に入る  中意;喜愛。)  (※妖精たちが馬にした  妖精變成馬,是怎樣的傳說呢?為何因為喜愛這個傳說,而飼養了吉娃娃。)

毎日、同じ時間に同じ道をたどっているうちに、娘は若(わか)者(もの)と会うようになった。明るい目をした若者も、コーギーの子犬を連れている。娘の犬は黒い毛(け)並(な)みで足の先が白く、若者の犬は茶色い毛並みで足の先は白だった。  每天趁著,依尋相同的時間,相同的路程,女孩遇見年輕人。顯出明亮的眼睛的年輕人,也帶著一隻 コーギー (吉娃娃) 的小狗。女孩的小狗是黑色的、腳掌是白色的,年輕人的小狗是茶色的、腳掌是白色的。  (たどる  [辿る]  <自動五>(たどって)1. 邊走邊找  2. 追尋;追溯;探索  3. 走向、~ようになる  原先沒有變成有的改變、けなみ  [毛並み]  動物原先的體毛。)

ふたりが出会うのはいつも朝の七時、朝日がきらびやかにこぼれる四(よ)つ角((かど)でだった。  兩個人總是在早上七點遇見,在光輝燦爛充滿朝陽的十字路口。  (きらびやか  光輝燦爛;燦爛奪目;華麗こぼれる  <自動一>  1. 漏;掉;灑  2. 溢出;充滿。)

はじめの一週間、ふたりは素知らぬ顔で行き過ぎた。  在剛開始的一週裡,兩個人裝作不知道的臉走過。  (そしらぬ [素知らぬ]  知っているのにそうでないふりをするさま,明明知道卻裝做不是那樣的。「―顔で行き過ぎる」、そしらぬ  裝作不知;假裝不知道。)

二週間目になるとどちらからともなく目(もく)礼(れい)した。子犬はすくすくと育って、両手で抱(かか)え切(き)れないくらいになっている。娘のコーギーには赤い革ひもが、若者のコーギーには白の革ひもがついていた。   第二週變成眼睛後,無論從哪一方面都行注目禮。小狗快速地長大了,用兩隻手已經抱不動的程度了。女孩的コーギー (吉娃娃) 配戴了紅色的皮帶,年輕人的コーギー (吉娃娃) 配戴了白色的皮帶。  (すくすく  <副>  勢いよく成長するさま,有力地成長。)

三週間が過ぎて、若者が娘に、  過了第三週,年輕人對女孩說,

「おはよう!」と声をかけた。娘は黙(だま)って、にっこりと笑った。  「早安!」對著女孩發出聲音。女孩沉默地笑著。

次の朝、娘は若者に言った。  第二天早晨,女孩對年輕人說。

「またお目にかかりましたね」  「又見面了」

若者はほほえんで言った。  年輕人微微笑著說。

「元気そうですね」  「你好」

二か月たって、子犬はすっかり大きくなった。季節は夏向かって大らかに進んで行く。道ばたの木はふさふさと葉を茂(しげ)らせ、小鳥たちは巣(す)作りに忙しくなった。  經過了二個月,小狗迅速地變大了。季節向著夏天瀟灑地往前進。路上的樹木枝葉繁盛,小鳥們忙著築巢。  (おおらか  落落大方;豁達開朗;胸襟開闊。)

娘は犬の散歩を欠(か)かさない。若者に会える朝が、待(ま)ち遠(どお)しくて堪(たま)らなくなっていたのだ。目が覚(さ)めると心の芯にやわらかい灯が点(とも)っている。  女孩沒有缺少帶小狗去散步。因為期盼和年輕人見面的早上,變得無法忍受。一早醒來之後,在心中微弱的燈正點著了。

今日もまた、あの人に会える、きらめく瞳(ひとみ)に見つめられて、凛々しい楽(がっ)器(き)に似た声を聞くことだってできる……  今天也還是,和這個人見面,被閃亮的目光注視著。能夠聽見凜凜的樂器相似的聲音。  (りりしい  [凛々しい]  凜凜;威嚴可敬。)  (※「威嚴可敬的樂器聲」或是「凜凜的樂器聲」這到底是什麼樂器聲呢?可能指的是古典樂吧。)

考えただけで幸福の極(きわ)みに昇(のぼ)って行くことができたのだ。   只想著要爬昇到幸福的極點。

履き古しのジーンズに T シャツ、汚れたスニーカーの散歩着も変わった。ジーンズはミニスカートになり、ときに優(ゆう)雅(が)なロングスカートにもなった。古いスニーカーは捨てて、真っ赤な靴を履いたし、編み上げのブーツにしたりもした。   穿著舊的牛仔褲、T 恤,弄髒的運動鞋的散步也改變了。牛仔褲變成了迷你裙,偶爾也變成優雅的長裙。換掉舊的運動鞋,穿上深紅的鞋子,也有綁帶的長筒靴。

「好きよ」  「喜歡喔」

若者の姿が見えなくなった跡で、娘はそっとつぶやいて頬(ほお)を染める。娘の思いが通じたのか、若者も四つ角で立ち止まるようになった。  沒有看見年輕人的身影蹤跡,女孩悄悄地自言自語地羞紅了臉。知道了女孩的想法嗎,年輕人也站在十字路口。

「素敵な女の子だ。そうでしょう?」  「很棒的女孩。是吧?」

若者の声と言葉は、世界でいちばん優しい絃(げん)になり、娘の心はと体は弾いてもらうことを夢(ゆめ)見(み)る清(きよ)らかなバイオリンになる。  年輕人的說話聲,變成整個世界最棒的弦律,女孩的心和身體變成清澈的小提琴,憧憬地彈著。

こんなに可愛い生き物がいたん(の)だろう飼(か)って思うよ」  「飼養了這樣可愛的動物吧」

若者の唇(くちびる)は娘の耳に吸いつくくらいに近づいた。娘は体をすくませて立ちつくす。キスされたらきっと倒れると思った。でも、若者の唇はそれ以上には近づかない。  年輕人的嘴唇,就像吸著女孩的耳朵般,靠近的程度。女孩的身體畏縮地站著。心想著,如果是親吻的話必定會倒過來的。但是,年輕人的嘴唇就那樣不再靠近。  (すくむ  [竦む]  <自動五>(すくんで)竦縮;竦然;畏縮  <他動>  すくめる。)

「礼儀正しい人なんだ道ばたでキスなんてしないもしもそんなことをするとしたら、してもいい? って聞いてから」  「是個禮儀端正的人啊。不在路上親吻。如果也做那樣的事情的話,可以嗎?  聽到之後啊 (?)」  (※這句翻得不太好,後半段的句子不太瞭解,女孩是因為害羞,覺得如果對方親吻她的話,自問說可以嗎?但後面的「って」是「と」<發語助詞>   接在「聞く」前文法是正確的,但翻成「聽到之後啊」好像有點奇怪的感覺,不知道到底是什麼意思吔!)

娘は思って、いっそう若者を好きしく感じた。  女孩想著,更加對年輕人感到喜歡。

三か月たった朝、若者は娘を誘った。  過了三個月後的某一天早晨,年輕人邀約女孩。

「お話したいことがあります。公園に行きませんか」  「有話想對妳說。到公園去好嗎?」

「はい」  「好的」

高(たか)鳴(な)る胸をおさえて娘は頷(うなず)く眩(まばゆ)いほどに晴れた七月の朝だった。   壓抑住胸中的巨大聲響,女孩低著頭。暈眩的程度就像晴朗的七月的早晨。

公園のバラは今は盛りに咲き誇り、池ではスイレンが、青い花びら開(ひら)こうとしている。生きているものはみんな、愛し合う喜びに酔っていた。  現在公園的玫瑰誇張地盛開著,池裡的睡蓮,正要打開的藍色花瓣。所有活著的東西,相愛歡喜地陶醉著。

リスも小鳥も、蝶もクモも、それぞれの体をびったりとくっつけて寄り添うつがいでないもの生き物ではないと言ってでもいるようだった。   松鼠啦小鳥啦、蝴蝶啦蜘蛛啦,它們的身體都緊緊地靠近地黏在一起。不是雌雄的東西,據說不是生物,不過好像也有。  (※這是什麼意思啊!這個繪本的意境太深了點。是說無論是不是雌雄 (一對) 的東西,都會緊緊地黏在一起嗎?就像人類也有同性戀一樣嗎?)  (ぴったり  1. (~する)緊密;嚴密  2. (~する)  正合適;恰好  3. 突然停止;突然止住、くっつける  物と物とを隙(すき)間(ま)なくぴったりつける,東西和東西之間沒有空隙緊緊地黏在一起、くっつく  <自動五>(くっついて)緊;黏著;緊挨著、寄り添う  靠近、つがい  一對;雌雄。)

若者は犬を立ち木に繋(つな)ぐと、娘と並んでベンチ腰をおろす。娘は犬の革ひもを手(た)繰(ぐ)ってベンチに引き寄せた。  年輕人把小狗綁在立著的樹旁後,和女孩並肩坐在椅子上。女孩牽著小狗的皮帶,把牠拉到椅的旁邊。

すみからすみまで気に入っています。これほどぴったりのカップル (couple) はどこにもいませんよ」  「在每個角落都喜愛,那個程度是無論到何處,都緊緊地黏在一起的戀人。」 (すみからすみまで  [隅から隅まで]  <慣用形>  每個角落。)  (※很好笑吧,最後在自己的部落格中找到答案,原來這是個慣用語,日文要記的東西實在太多了,不過這樣一來,我就一定不會忘記了。)

胸をぴんと張って、若者が言う。  打開緊繃的胸懷,年輕人說。 (ぴんと  物が勢いよくはね上がったり、反り返ったりするさま,東西有力地上升,並且向後彎。)

「わたしもそう思いますわ」、  「我也是那樣想的啊」

消え入りそうな声で、娘答えた。頬が熱くなって、心臟が破れそうだった。   就好像要消失的聲音,女孩回答。臉頰變熱了,心臟就像要破了。

「結婚しても大丈夫だ。決めた」 若者は陽(よう)気(き)に叫(さけ)ぶ。  「即使結婚也沒問題。決定了」  年輕人愉快地叫著。

娘は震えながら言う。  女孩一邊發抖著說。

「そんなことを言われても、あまりにも突然だわ」  「即使那樣說,也太過突然了啊」

「突然ではいけませんか」  「太突然了嗎?」

「いけなくはありませんけど、お互いに、名前もまだ知らないのよ」  「不行,雖然沒有,但是我們彼此,連名字也還不知道啊」

「名前なんて、愛し合えばどうでも良くなる」  「居然是名字,如果相愛的話,無論如何都會變成得很好的」

若者は走っていくと、革ひもを解(ほど)いて犬を自由にしてやった。犬はまっしぐらに、娘めがけてやってくる。娘の犬と若者の犬は、たちまち体を擦り寄せて、幸せなつがいになった。  年輕人走開後,把小狗的皮帶解開,讓牠自由。小狗勇往直前地,朝著女孩跑過去。女孩的小狗和年輕人的小狗,突然地靠近磨擦著身體,變成了幸福的一對。  (まっしぐら  一直猛進;勇往直前、擦り寄せる  靠近磨擦。)


(很意外的結局嗎?有點搞笑啦,前面鋪陳了一堆浪漫的氛圍,最後才發現原來都是──誤會一場。但這篇繪本故事,有很多難懂的句子吔,不知道是因為,比較少接觸這樣的文章,回想一下,好像自從開始讀日文以來,讀的內容都是一般的文章,並沒有接觸到這類,關於人與人之間感情之類的句子。所以就覺得句子都有點難以理解,不知道該怎麼去表達。)

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