四十六、熊本県
熊本県は九州のほぼ中央に位置しています。県の北部には筑肥山地が東西に伸びていて、これが福岡県との県境になっています。また、北東部のくじゅう連山は大分県との県境になっています。九州の中央部には九州山地があって、北東から南西にかけて連なっています。この九州山地のうち、熊本県の東部から南部に当たる部分は、特に国見山地と呼ばれ、国見岳をはじめとする1600~1700m級の山々が続いています。この国見山地は、熊本県と宮崎県の県境になっているばかりか、鹿児島県との県境にもなっています。熊本県に西部は、有明海や八代海に面しています。これらの海には、大小120の島々によって形成された、天草諸島が浮かんでいます。 熊本縣位於九州大約中央的部分。縣的北邊有筑肥山地往東西向延伸,這裡是和福岡縣的縣境。還有,東北邊的九重連山是與大分縣的縣境。九州中央部分的九州山地,從東北到西南一帶連綿成峰。在這個九州山地當中,從熊本縣的東邊相尚於南部的部分,特別稱為國見山地,以國見岳為首持續的有 1600~1700 公尺級的群山連綿。這個國見山地,不僅是熊本縣和宮崎縣的縣境,也是和鹿兒島的縣境。在熊本縣的西部,面臨有明海和八代海。在這些海面上,因為是大大小小 120 個諸島所形成,天草諸島正浮出在那裡。
熊本県の東部に、一つの活火山が位置しています。この世界最大のカルデラと、外輪山を有する火山が、阿蘇山です。阿蘇山を源流とする白川は、熊本県の中央部を西流し、やがて有明海に注ぎます。この白川の河口付近に形成された平地が、熊本平野です。熊本県の県庁所在地である熊本市は、この熊本平野に位置しています。 在熊本縣的東部有個活火山,有世界最大的カルデラ、外輪山,這個火山就是阿蘇山。源流自阿蘇山的白川,在熊本縣的中央部分往西流,旋即注入有明海。在白川的河口附近形成的平地,就是熊本平原。熊本縣的縣廳所在地熊本市,位於這個平原上。
天草諸島の沿岸部は、サンゴ礁の北限だと言われています。このことからも分かるように、太平洋側気候に属する熊本県の気候は、概して温暖です。しかし、県庁所在地の熊本市周辺は、内陸性気候の特徴を示し、寒暖の差が大きいのが特徴です。夏は最高気温が35℃を超えることも珍しくない一方、冬は最低気温が氷点下を下回ることもあります。平野部では、めったに雪は降りませんが、国見山地や阿蘇山では、毎年多量の積雪があります。 天草諸島的沿岸部分,一般認為是珊瑚礁的極限。由此可知,屬於太平洋側氣候,熊本縣的氣候,大概是溫暖的。但是,在縣廳所在地的熊本市周邊,呈現出內陸性氣候的特徵,就是冷熱差異很大的特徵。夏天最高溫度經常超過 35 度,另一方面,在冬天最低溫度也下達零度以下。在平原部分,有極稀少的降雪,國見山地和阿蘇山,每年有大量的積雪。
熊本県は、日本でも有数の農業県として知られた存在です。以前は稲作も盛んでしたが、最近では農業の中心が野菜や果物の生産に移行しつつあります。特にトマトやスイカ、甘夏みかんが有名です。また、阿蘇山の周辺では、肉牛や乳牛を中心とする畜産業が盛んです。 熊本縣是日本少數以農業縣聞名存在的地區。在以前也盛產稻作,但在最近農業的中心,漸漸地移往蔬菜和水果的生產了。尤其是蕃茄和西瓜、甜夏柑等聞名。還有,在阿蘇山的周邊,以肉牛和乳牛為中心,畜產業很興盛。
有明海や八代海の沿岸は、遠浅の海が続いているため、大きい漁港がありません。そのため、熊本県の漁業といえば養殖が中心で、特にフグやタイ、車エビ、ノリ、真珠などの養殖が盛んです。 在有明海和八代海的沿岸,由於持續性的遠淺的海,沒有大型的漁港。因此,提到熊本縣的漁業以養殖為中心,尤其是河豚和鯛魚、車蝦 (大蝦) 、海苔、珍珠等的養殖很興盛。
熊本県は、工業化が進んでいない県だと言われています。これは有明海や八代海の沿岸が遠浅であることが原因の一つになっています。最近になって、電機や輸送機器を生産する工場が、県内に進出し始めています。 在熊本縣,一般認為不是工業發達的縣份。因為有明海和八代海的沿岸有遠淺是其中的原因之一。最近,生產電機和運輸用機器的工廠,開始在縣內進駐。
地球温暖化を防止する手段の一つとして注目を集めている物に、太陽電池があります。熊本県には、この太陽電池を大量に生産するための工場が建設中なので、将来は熊本県が、日本における太陽電池生産の中心地になるかもしれません。 為了防止地球溫暖化,作為手段之一而聚集了目光的東西是,太陽電池。在熊本縣,為了大量生產這個太陽電池,建設了工廠。將來在熊本縣,或許能夠成為日本生產太陽電池的中心。
熊本県には「火の国」という別名があります。もちろん、県内に阿蘇山があるからこそ、この名前で呼ばれているにほかなりません。阿蘇山は熊本県のシンボルであり、阿蘇山抜きでは、熊本県の観光業を語ることはできないのです。阿蘇山には、毎年1000万人を超える観光客が訪れるため、数多くの観光施設が作られ、九州を代表する観光地であるとともに、日本を代表する大観光地にもなっています。 熊本縣有「火之國」的別稱。當然,是因為縣內有阿蘇山的原因,沒有其他更適合的名稱了。阿蘇山是熊本縣的標籤,去除阿蘇山的話,就不可能提到熊本縣的觀光業了。每年有超過 1000 萬的觀光客,造訪阿蘇山,因此建造了許多觀光設施,代表九州的觀光地的共時,也是代表日本的大觀光地。
また、県庁所在地の熊本市には、日本三名城の一つに数えられている熊本城があり、阿蘇山と並ぶ熊本県を代表するシンボルになっています。この日本三名城には、いくつかの説があって、ある人は「日本三名城と言えば、それは大阪城と名古屋城、熊本城だ」と主張しているのに対して、別のある人は「いいや、姫路城と名古屋城、それに熊本城だ」と言っています。どちらの説が正しいかはともかくとして、熊本城はどちらの説にも含まれているわけですから、日本を代表する城であることは間違いないでしょう。 還有,在縣廳所在地的熊本市,是屈指可算的日本三名城之一的熊本城,成為與阿蘇山並列的,代表熊本縣的標籤。這個日本三名城,有幾種說法,有人說「提到日本三名城,就是大阪城和名古屋城、熊本城」與此主張相對的,另外也有人說「不對,是姬路城和名古屋城、還有熊本城」。辜且不論那一種說法正確,因為哪一種說法都包含了熊本城,因此代表日本的城是沒有錯的吧。
その熊本城ですが、確かに美しいお城ではあるものの、すべに失われてしまった建物もあります。数年前から、それらの建造物の復元作業が始まっていて、2008年4月には、本丸御殿という豪華絢爛な建物が完成しました。 這個熊本城,的確是一個美麗的城,然而建築物也已經消失了。從數年前,就開始了建造物的復原作業,在 2008 年 4 月,本丸御殿,這個豪華絢爛的建物完成了。
熊本県は九州のほぼ中央に位置しています。県の北部には筑肥山地が東西に伸びていて、これが福岡県との県境になっています。また、北東部のくじゅう連山は大分県との県境になっています。九州の中央部には九州山地があって、北東から南西にかけて連なっています。この九州山地のうち、熊本県の東部から南部に当たる部分は、特に国見山地と呼ばれ、国見岳をはじめとする1600~1700m級の山々が続いています。この国見山地は、熊本県と宮崎県の県境になっているばかりか、鹿児島県との県境にもなっています。熊本県に西部は、有明海や八代海に面しています。これらの海には、大小120の島々によって形成された、天草諸島が浮かんでいます。 熊本縣位於九州大約中央的部分。縣的北邊有筑肥山地往東西向延伸,這裡是和福岡縣的縣境。還有,東北邊的九重連山是與大分縣的縣境。九州中央部分的九州山地,從東北到西南一帶連綿成峰。在這個九州山地當中,從熊本縣的東邊相尚於南部的部分,特別稱為國見山地,以國見岳為首持續的有 1600~1700 公尺級的群山連綿。這個國見山地,不僅是熊本縣和宮崎縣的縣境,也是和鹿兒島的縣境。在熊本縣的西部,面臨有明海和八代海。在這些海面上,因為是大大小小 120 個諸島所形成,天草諸島正浮出在那裡。
熊本県の東部に、一つの活火山が位置しています。この世界最大のカルデラと、外輪山を有する火山が、阿蘇山です。阿蘇山を源流とする白川は、熊本県の中央部を西流し、やがて有明海に注ぎます。この白川の河口付近に形成された平地が、熊本平野です。熊本県の県庁所在地である熊本市は、この熊本平野に位置しています。 在熊本縣的東部有個活火山,有世界最大的カルデラ、外輪山,這個火山就是阿蘇山。源流自阿蘇山的白川,在熊本縣的中央部分往西流,旋即注入有明海。在白川的河口附近形成的平地,就是熊本平原。熊本縣的縣廳所在地熊本市,位於這個平原上。
天草諸島の沿岸部は、サンゴ礁の北限だと言われています。このことからも分かるように、太平洋側気候に属する熊本県の気候は、概して温暖です。しかし、県庁所在地の熊本市周辺は、内陸性気候の特徴を示し、寒暖の差が大きいのが特徴です。夏は最高気温が35℃を超えることも珍しくない一方、冬は最低気温が氷点下を下回ることもあります。平野部では、めったに雪は降りませんが、国見山地や阿蘇山では、毎年多量の積雪があります。 天草諸島的沿岸部分,一般認為是珊瑚礁的極限。由此可知,屬於太平洋側氣候,熊本縣的氣候,大概是溫暖的。但是,在縣廳所在地的熊本市周邊,呈現出內陸性氣候的特徵,就是冷熱差異很大的特徵。夏天最高溫度經常超過 35 度,另一方面,在冬天最低溫度也下達零度以下。在平原部分,有極稀少的降雪,國見山地和阿蘇山,每年有大量的積雪。
熊本県は、日本でも有数の農業県として知られた存在です。以前は稲作も盛んでしたが、最近では農業の中心が野菜や果物の生産に移行しつつあります。特にトマトやスイカ、甘夏みかんが有名です。また、阿蘇山の周辺では、肉牛や乳牛を中心とする畜産業が盛んです。 熊本縣是日本少數以農業縣聞名存在的地區。在以前也盛產稻作,但在最近農業的中心,漸漸地移往蔬菜和水果的生產了。尤其是蕃茄和西瓜、甜夏柑等聞名。還有,在阿蘇山的周邊,以肉牛和乳牛為中心,畜產業很興盛。
有明海や八代海の沿岸は、遠浅の海が続いているため、大きい漁港がありません。そのため、熊本県の漁業といえば養殖が中心で、特にフグやタイ、車エビ、ノリ、真珠などの養殖が盛んです。 在有明海和八代海的沿岸,由於持續性的遠淺的海,沒有大型的漁港。因此,提到熊本縣的漁業以養殖為中心,尤其是河豚和鯛魚、車蝦 (大蝦) 、海苔、珍珠等的養殖很興盛。
熊本県は、工業化が進んでいない県だと言われています。これは有明海や八代海の沿岸が遠浅であることが原因の一つになっています。最近になって、電機や輸送機器を生産する工場が、県内に進出し始めています。 在熊本縣,一般認為不是工業發達的縣份。因為有明海和八代海的沿岸有遠淺是其中的原因之一。最近,生產電機和運輸用機器的工廠,開始在縣內進駐。
地球温暖化を防止する手段の一つとして注目を集めている物に、太陽電池があります。熊本県には、この太陽電池を大量に生産するための工場が建設中なので、将来は熊本県が、日本における太陽電池生産の中心地になるかもしれません。 為了防止地球溫暖化,作為手段之一而聚集了目光的東西是,太陽電池。在熊本縣,為了大量生產這個太陽電池,建設了工廠。將來在熊本縣,或許能夠成為日本生產太陽電池的中心。
熊本県には「火の国」という別名があります。もちろん、県内に阿蘇山があるからこそ、この名前で呼ばれているにほかなりません。阿蘇山は熊本県のシンボルであり、阿蘇山抜きでは、熊本県の観光業を語ることはできないのです。阿蘇山には、毎年1000万人を超える観光客が訪れるため、数多くの観光施設が作られ、九州を代表する観光地であるとともに、日本を代表する大観光地にもなっています。 熊本縣有「火之國」的別稱。當然,是因為縣內有阿蘇山的原因,沒有其他更適合的名稱了。阿蘇山是熊本縣的標籤,去除阿蘇山的話,就不可能提到熊本縣的觀光業了。每年有超過 1000 萬的觀光客,造訪阿蘇山,因此建造了許多觀光設施,代表九州的觀光地的共時,也是代表日本的大觀光地。
また、県庁所在地の熊本市には、日本三名城の一つに数えられている熊本城があり、阿蘇山と並ぶ熊本県を代表するシンボルになっています。この日本三名城には、いくつかの説があって、ある人は「日本三名城と言えば、それは大阪城と名古屋城、熊本城だ」と主張しているのに対して、別のある人は「いいや、姫路城と名古屋城、それに熊本城だ」と言っています。どちらの説が正しいかはともかくとして、熊本城はどちらの説にも含まれているわけですから、日本を代表する城であることは間違いないでしょう。 還有,在縣廳所在地的熊本市,是屈指可算的日本三名城之一的熊本城,成為與阿蘇山並列的,代表熊本縣的標籤。這個日本三名城,有幾種說法,有人說「提到日本三名城,就是大阪城和名古屋城、熊本城」與此主張相對的,另外也有人說「不對,是姬路城和名古屋城、還有熊本城」。辜且不論那一種說法正確,因為哪一種說法都包含了熊本城,因此代表日本的城是沒有錯的吧。
その熊本城ですが、確かに美しいお城ではあるものの、すべに失われてしまった建物もあります。数年前から、それらの建造物の復元作業が始まっていて、2008年4月には、本丸御殿という豪華絢爛な建物が完成しました。 這個熊本城,的確是一個美麗的城,然而建築物也已經消失了。從數年前,就開始了建造物的復原作業,在 2008 年 4 月,本丸御殿,這個豪華絢爛的建物完成了。
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