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2013年9月16日 星期一

日本地理教室 4:鹿児島県


文章日期:2013-05-29 07:16
四十九、鹿児島県

鹿児島県は九州の南端に位置していますが、九州の南海上に点在するいくつかの島々も、鹿児島県の範囲に含まれています。これらの島々は薩南諸島と呼ばれているのですが、さらに三つに分けるのが一般的です。  鹿兒島縣位於九州的南邊,分散在九州南海上的數個島嶼,也包含在鹿兒島縣的範圍內。這些小島被稱為薩南諸島,一般更進而分為三個部分。

薩南諸島のうち、最も九州に近い位置に分布している種子島屋久島などの島々は、大隅諸島と呼ばれています。また、薩南諸島のほぼ中央を占めている島々がトカラ列島で、トカラ列島のさらに南西にあるのが、奄美諸島です。  薩南諸島當中,分布位置最靠近九州的種子島和屋久島等小島,被稱為大隅諸島。還有,占據薩南諸島的中央部分的小島是土葛拉列島,土葛拉列島再西南是奄美諸島。

鹿児島県で「島」と言えば、忘れることができないのが桜島です。鹿児島県のシンボルとされている櫻島は、御岳という火山によって形成されています。かつては鹿児島湾に浮かぶ一つの島でしたが、御岳の噴火によって、鹿児島湾の東側を占めている大隅諸島とつながってしまいました。ですから、今は「島」ではなく「半島」です。  在鹿兒島縣說到「島」,應該不會忘了櫻島。作為鹿兒島縣的象徵的櫻島,是經由御島火山所形成的島。在過往是一個浮出在鹿兒島灣的小島,由於御岳火山的噴火,和占有鹿兒島灣東邊的大隅諸島連接。因此,現在不只是「島」而是「半島」了。

鹿児島湾の西側を占めているのが薩摩半島です。鹿児島湾は、この薩摩半島と大隅半島によって挟まれたような形になっています。そして、鹿児島県の本土の部分は、これら二つの半島によって形成されています。ですから、鹿児島県は二つの半島と薩南諸島の島々によって構成されていることになります。大隅半島の最南端が佐多岬で、九州の最南端でもあります。  占有鹿兒島灣西邊的薩摩半島。在鹿兒島灣因為薩摩半島和大隅半島,形成了包夾般的地形。因此,在鹿兒島縣的本土部分,經由這兩個半島的形成。所以,鹿兒島縣是經由二個半島和薩南諸島的群島所構成的。在大隅半島的最南端是佐多岬,也是在九州的最南端。

県の北部から東部にかけての地域には、国見山地や霧島火山群などの山々が連なっていますが、これらの山地が、それぞれ熊本県と宮崎県との県境になっています。国見山地にも、霧島火山群にも、多くの火山が分布しています。また、県西部を占めている薩摩半島には、別名「薩摩富士」とも呼ばれている、標高924mの開聞岳がありますが、この山も火山です。  從縣的北部到東部一帶地區,有國見山地和霧島火山群等群山連綿,但這些山地,分別是熊本縣和宮崎縣的縣境。國見山地也好、霧島火山群也好,有許多的火山分布。還有,占有縣西部的薩摩半島,別名叫做「薩摩富士」。標高 924 公尺的開聞岳,也是個火山。

このように県内に多くの火山が存在することから、鹿児島県の大部分はシラス台地によって形成されています。そのため、鹿児島県内には広い平地が、ほとんど存在しません。県庁所在地の鹿児島市も、甲突川をはじめとする、七つの中小の河川が鹿児島湾に注ぐ際に形成された、狭い平野に位置しているのです。  如這般,因為在縣內有許多火山存在,鹿兒島縣的大部分是經由白砂高地所形成。因此,在鹿兒島縣內廣大的平地,幾乎不存在。以甲突川為首,七個中小的河川注入鹿兒島灣時所形成的狹小平原,縣廳所在地的鹿兒島市也位於這個狹小平原上。

鹿児島県は、南北600kmの範囲に及んでいることから、その気候もまた様々です。鹿児島県のうち、本土と大隅諸島は太平洋側気候の地域に属しているため、温暖な印象を持ったれがちです。しかし、実際には「九州の南端」というイメージから想像するほどは、温暖ではないかもしれませんと言うのも、冬季には東シナ海を渡ってきた、冷たい北西の季節風が吹きつけるため、気温が低い日も多く、積雪が見られることも少なくないからです。熊本県との県境付近には内陸性の気候を示す地域も存在していて、特に冬季になると最低気温が0℃を下回ることが多いため、「鹿児島の北海道」という異名で呼ばれているほどです。  在鹿兒島縣,因為南北及於 600 公里的範圍,氣候上也是多樣性的。在鹿兒島縣當中,因為本土和大隅諸島是屬於太平洋側氣候的地區,經常擁有溫暖的印象。但在實際上因為有「九州的南端」的印象,可以想像或許不是溫暖的。之所以會這麼說是因為,在冬季時能夠渡過東海,冷冷的西北季節風吹來,氣溫徧低的日子也很多,能夠見到積雪的日子也不少。在熊本縣它的縣境附近,顯示出內陸性氣候的地區也存在,尤其一到冬季時,大多數是最低溫低於 0 度以下的日子,有「鹿兒島的北海道」之別名之稱。

一方の奄美諸島は、全体が亜熱帯に属しています。最南端の与論島は、鹿児島市からは563kmも離れていますが、沖縄半島からは、わずか23kmの距離です。年平均気温が23℃で、ハイビスカスなど熱帯の花が見られることからも分かるように、一年を通じて温暖な地域です。  另一方面,在奄美諸島,整體屬亞熱帶氣候。在最南端的與論島,距離鹿兒島市 563 公里之遠,但從沖繩半島,僅只有 23 公里的距離。年平均氣溫 23 度,可以見到熱帶的扶桑花等,因此也可以得知,整年都是溫暖的地區。

県全体に分布するシラス台地は、水はけがいいため、水田が作りにくい傾向があります。そのため、鹿児島県では、九州の他の地域に比べて水田の割合が低い代わりに、鹿児島県を代表する農産物であるサツマイモなどの野菜類や、柑橘類やパイナップルなどの果物、黒豚をはじめとする畜産業などが盛んです。薩南諸島では、サトウキビも栽培されています。  分布於縣全體的白砂高地,由於排水良好,有不容易作為水田的傾向。因此,在鹿兒島縣,比較起九州的其它地區,水田的比例較低,取而代之的是,代表鹿兒島縣的農產物,蕃薯等的蔬菜類和柑橘類和鳳梨等水果,以黑豬為首的畜產業等也很興盛。在薩南諸島,也有甘薦的栽培。

鹿児島県はまた、日本を代表する水産県でもあります。特にカジキやマグロ、カツオ、タイなどの水揚げ量が多いのが特徴で、最近では、ブリやタイ、真珠の養殖も盛んに行われるようになりました。  在鹿兒縣島,也是代表日本的水產縣。尤其是旗魚、鮪魚、鰹魚、鯛魚等的水產量多的特徵,在最近,施行海苔和鯛魚、真珠的養殖也很興盛。

鹿児島県の工業生産は、決して多くありませんが、1985年から採掘が始まった菱刈鉱山は、日本最大の埋蔵量を誇る金山として、国内外からの注目を集めています。  在鹿兒島縣的工業生產,絕對並不多,從 1985 年開始採掘菱刈鑛山,以日本最大的埋藏量自豪的金山,更聚集了來自國內外的注目。

鹿児島県は、霧島火山群や桜島などの火山や、佐多岬をはじめとする美しい海岸線、指宿温泉や霧島温泉郷に代表される温泉保養地、世界遺産にも登録され、樹齢1000年を超える巨大な屋久杉が見られる屋久島など、変化に富んだ自然に恵まれていて、それらが重要な観光資源になっています。特に指宿温泉は、江戸時代から「砂蒸し」が名物でしたが、交通機関が整備されるとともに南九州を代表する大リゾート地に成長した温泉で、今では鹿児島県を代表する観光地の一つになっています。また、奄美諸島付近に広がるサンゴ礁の海は、有名なダイビング・スポットとして知られています。  在鹿兒島縣,有霧島火山群和櫻島等火山,和以佐多岬為首的美麗海岸線,以指宿溫泉和霧島溫泉鄉為代表的溫泉休閒地,可以見到被登錄在世界遺產、樹齡超過 1000 年的巨大屋久杉的屋久島等,受惠於富於變化的自然,這些都是重要的觀光資源。尤其在指宿溫泉,從江戶時代就開始的「砂蒸」,隨著完備的交通機構,成長為代表南九州的大休閒地,溫泉地至今成為代表鹿兒島縣的觀光地之一。還有,在奄美諸島附近有廣大的珊瑚礁海域,作為有名的潛水勝地而聞名。

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